抗日奇侠隊長の生クビ争奪戦!東北抗聯と少数民族のコラボ『第一声枪响 』

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『中国抗日ドラマ読本』校正作業と重なり、見終わるのに2か月もかかった

2月から3月と多忙を極め、ドラマ鑑賞のスピードが大減速。通常なら40集前後のドラマを10日から2週間ぐらいで見終わるのであるが、この速度低下は執筆活動のピークを迎えたためだ。またここ1年ほど執筆活動のため他の時期も鑑賞スピードが落ちていたのは否めない。すこし時間が出来そうなのでダウンロードしてまだ観ていないドラマを早く片づけたいと思う。

『抗日奇侠』の隊長を演じた王新军 が東北抗聯司令官を演じているのだが、このドラマはわりと真面目な抗日ドラマだ。『抗日奇侠』を期待して観ると肩透かしを食らうかもしれない。以前の記事にも書いたが、昨今、あまりフザケた抗日ドラマが減ってきているのでポンコツ好きには少々寂しい。逆を言うと制作側としては真面目なドラマだけど、視聴率を稼がなくてなならないので、かなりの難題に挑戦となる。結果、低予算作品となると脚本勝負になるので、意外な名作が登場するかも、これには期待したいところだ。

登場人物紹介

登場する勢力は東北抗聯、少数民族、日本軍、保安隊だ。1940冬、東北抗聯は追い詰められ壊滅に危機に瀕していた、司令官、杨震山も戦死し、残された東北抗聯はオロチョン族の部落に一時的にかくまわれる。日本軍は杨震山をさらし首にし、民衆の戦意を落とす作戦に出る。生き残った杨震山の養子、杨保中らは父の首を取り戻すため少数民族と手を取り、新たな戦いに挑む。

東北抗聯

東北抗日聯軍司令官、杨震山 抗日奇侠の隊長だが今回は真面目な抗日ドラマ

杨保中、杨震山の養子、主人公

辛有光、杨震山の養子

冷梅、杨震山の養女、政治委員

姜三刀、やくざ红枪会

薛奇、銃の名手、红枪会

大黑龙、匪賊      

马文、秘密連絡点美容院店長

郭金、連絡点美容師

少数民族

索兰、オロチョン族(百度百科に書いてあった)

索伦、族長、索兰の兄、ミュージシャンみたいだ

必图、关敬山にそそのかされ裏切る

日本軍

岸谷、野夫の後任、切れ者

岸谷、野夫の部下 山本

木村将軍

野夫司令官、いつもよく見かかる俳優、彼は最近出番が多くなってきた

保安隊

关敬山、杨震山の部下だったが、東北抗聯を裏切る

孙彪、東北抗聯を裏切り杨震山 を狙撃

赵金奎、保安隊隊長

オロチョン族?抗日ドラマ定番少数民族

少数民族が登場する抗日ドラマだと、雲南、広西とか南方を舞台としたものが多いのだが、今回は北方の少数民族、オロチョン族と百度百科に書いてあった。「猎人」「猎族」(狩人)とセリフで呼ばれていたが特に「鄂伦春族」(オロチョン族)と言及しているところは見つけられなかった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オロチョン族

オロチョン族(Orochon,Oroqin、繁体字:鄂倫春、簡体字:鄂伦春族)はアルタイ諸語のツングース系の言葉を話す民族(ツングース系民族)。主に北東アジアの興安嶺山脈周辺で中国領内の内モンゴル自治区、その近隣のロシア領内に居住する。人口は約7千人。もともとは狩猟をしながら移動していたが、現在は定住化が進んでいる。

結婚式と葬式が同時に来てしまった杨保中、いろいろな様式が混ざり合って意味不明

セットなので匪賊の砦と変わらないのだが、実際は少数民族の集落はどうだったのだろうか?

どうも太陽神が崇拝対象のようだ

おそらく事実関係無視の儀式

長老、南方舞台のドラマでも同じようなスタイルだ

拝み方が仏教のような動きだ、合掌の後両手をクロス

狩猟民族なので弓とナイフは得意

抗日クビチョンパ合戦に

まるで映画『子連れ狼』のようにクビをちょん切りまくるのがこのドラマの特徴だ。もちろんTVドラマなので残虐シーンは登場しないのだが、それでも心臓の弱い方は要注意だ。

まずは戦死した杨震山の首を日本軍がさらし首にする、長春に杨震山の首を送れと木村将軍は命令するが、送る前にいろいろ事件が起きる。

街では杨震山さらし首大会開催

まずは日本軍野夫司令官が犠牲に

公儀介錯人・拝一刀か(笑)

そして周辺の村々を杨震山さらし首キャラバン

さらし首キャラバンで、山の方から虎の遠吠えが聞こえ村人が動揺

虎の遠吠えで杨震山が降霊したと思い拝み始める村人

岸谷も犠牲に

冥府魔道を生きる杨保中

关敬山も介錯仕る

最終回、父、杨震山のクビを取り返すことに成功

最大の悪役 保安隊 关敬山

この关敬山を演じる俳優は张鹰という人なのだが、悪役が板についてなかなかいい仕事をしている。直近だと『寒山令』で特高課長、『武神赵子龙』で 曹操なんかを演じている。拙著『中国抗日ドラマ読本』の作品紹介にも悪役で登場しているのでご覧いただきたい。

東北抗聯を裏切り日本軍に合流、杨震山を打ち取った功績を認められ保安隊小隊長になるが、持ち前のずる賢さをフルに発揮、保安隊を牛耳るようになる。

日本軍司令官、岸谷の指令のもと、東北抗聯と何度も交戦し負けるが、山本や孙彪に責任を擦り付け、危機を脱出するずる賢さは見習いたい。

東北抗聯のころから裏切る気満々で登場

功を認められ保安隊に採用

岸谷のイジメに耐え抜く、山本のイジメは軽くやり過ごす

岸谷亡きああと、勝手に司令官になる

最後は気が狂い、今まで殺した相手の亡霊に取りつかれてしまう

真面目なドラマには真面目な本

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