中国式漫才「双声」のイベントに行きました

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中国式漫才のイベントがあると聞き参加

なにげなくツイッターのTLを眺めていると、フォロワーさんが中国で活動する俳優、黒木真二さんのツイートをリツイートしたのが目に入った。

どうやら、中国の人気漫才グループ、徳云社の日本公演前に前座イベントとして中国式漫才のちょっとした集まりをやるそうだ。内容を見ると双声に関するレクチャー、自分で双声を作って発表など、かなり深いところまでやる感じ。ガチ勢に囲まれて場違いになるかもしれないので黒木さんにメンションして聞いてみたところ、双声自体知ってる人が少ないのでぜひ参加を、ということで東京に行くことにした。

イベントの前の週、いつもお世話になっている神田神保町の内山書店様にお邪魔し、入門書を購入。予習をする。

内山書店でこちらの本を購入し一夜漬けで参加(笑)

「徳云社」日本公演前座イベント

日本公演といいつつも、ワールドツアーの一部だ。漫才でワールドツアーができるとはかなりのものだが、世界中に華僑がいるので可能なのだろう。また、筆者のような物好きが各地にいるはずなので、今後中国のエンタメが広がっていくのではないかと思う。チケットがかなり高額であるため躊躇するが、中国の動画サイトなどにステージの様子が上がっているので、興味のある向きはご覧になっていただきたい。ちなみに一番安いA席8000円はこのイベント時にはすでに売り切れであった。

今回は、この日本公演の前に双声紹介イベントということで、チンタオビールと中国茶房8がスポンサーとなり、CCTVの後援で開催された。

https://www.facebook.com/events/588028538248073/

「徳云社」とは

「徳云社」というのはユニット名ではなく、日本で言えば吉本のような芸能事務所に近いイメージで考えていただければよい。

上に貼った書籍『中国のお笑い』によると、郭徳綱が創始者で、人気が出るとともに仲間を増やし、中国の各都市に劇場を構えるほどになった。参加者の中国人女性に聞いたところ、やはり郭徳綱クラスのチケットは中国でもかなり高額であるとのことだ。

清の時代からある伝統芸能でもある双声、新中国成立以降の双声はわりと政府の宣伝ネタなどをやっていたのだが、下品、過激だと言われた彼が双声スタイルを変え、今に至る。日本の漫才ブームで新しい波が来るのと同じだ。中国の経済成長も彼らの人気を後押ししたと思う。

中国の動画サイトやYoutubeに徳云社の双声がアップされているのだが、日本の漫才と違うのは、まず時間が長い。日本の漫才のネタ時間が5~10分ほどだと思うが、双声はそれ以上に30分ほど続く。また漫談のように一人だけの「単口」、漫才形式の二人「対口」、3人以上の「群口」と、必ずしも日本の漫才のように二人の掛け合い芸というわけでもない。次に衣装が昔ながらの長袍、日本の漫才師のようなスーツで登場というものは、筆者は未見である。

ちなみにもう一人の中国お笑い界の大物趙本山は「二人転」の出である、双声と二人転は微妙に違う、二人転は男女ペアでコントに近いようなことをする。日本の漫才に近いのはやはり「双声」である。

リーダーの郭徳綱と于谦は中国のテレビでや広告でおなじみの顔。中国のお笑いスター誕生番組などでも審査員をつとめているので、双声を観たことなくても顔は分かるというほどの大物だ。

多くの漫才師が所属

スキンヘッドが郭德纲 、フサフサが于谦

もちろん日本ネタもあり

抗日ドラマがらみで言うと、先日記事にした『地下交通站』に登場したアメリカ人パイロット役の白人。彼は相声の大物姜昆に弟子入りしたカナダ人で大山という芸名だ。

俳優の黒木真二さんが進行役

進行は中国で活躍する俳優黒木真二さんである、とうぜん役柄は抗日ドラマの日本軍役なのだが、わりと真面目な抗日ドラマ映画への出演が多く、筆者が鑑賞した作品では『王大花的革命生涯』でお目にかかったぐらいだ。夫人の宋豆豆さんとペアで登壇、イケメンに美女である。

ゲストには我流で覚えた10か国語を話す秋山燿平さんと中国の90后ネットアイドル山岸千夏さんが登場。お二方ともそれえぞれ外国語がうますぎる。秋山さんに至っては私と同じ我流といえど、学習スピードが桁違いである。

早口言葉やとんちなど双声のネタを客席とゲームをしながら説明、少しは理解が進んだと思う。

黒木真二さんとゲストの秋山燿平さん

双声ネタをレクチャー

会場となった中国茶房8 赤坂店はこちら

楽しい交流会でしめくくり

ひととおり、レクチャーが終わった後は参加者同士で交流会となった。日本人と中国人の参加者はほぼ半々。わりと若い人が多かったからだと思うが、中国人男性は『中国抗日ドラマ読本』のことを皆さん知っていた。

同じテーブルの日本人参加者には黒木真二さんの出演作とかレクチャー(笑)、皆さん「俳優なのでさすがイケメン」との感想であった。

最後に黒木真二さんに記念撮影をお願いして少し雑談。今後詳しくいろいろなお話を伺ってみたいと思う。

黒木真二さんと記念撮影

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