プレデター?トゥームレイダー?抗日ドラマ『怒江之战』(全42集)
これはヒドイ(笑)
最近は、新規放映の激減、動画サイトにも抗日ドラマがアップロードされず、なかなか面白そうなケッ作を見つけにくくなった。たまたま内モンゴルの赤峰という田舎町のTV放送を観ていたら、異常な装備の国民党軍がジャングルで作戦中のこのドラマを発見。さっそく我がポンコツレーダーがピピっと働きしばらく鑑賞、近年まれにみるケッ作であることを確信し、全話制覇のため動画を探したら、あっさりYoutubeで見つかった。ただ、中国の有名どころの動画サイトでは
公式アップはされていないので 見つけにくい。
何がヒドいかはオープニング映像を見ただけですべて「腹落ち」する。前述した装備もだが、弓矢の原住民少女やら、古代のトーテムポールやら、昔流行ったゲーム『トゥームレイダー』みたいな映像が連続。金髪ロン毛の兵士が登場とオープニングムービーだけで結構クル(笑)。
登場人物紹介
まぁ、よくある特殊部隊モノなんで、それぞれ特徴あるキャラの隊員をそろえて来てるのはアタリマエ。しかしながら、このドラマの隊長はミニスカ女将校、なんという視聴者サービス!戦闘服はなぜか胸元が開いているのでキワドイシーンがたくさん来る(笑)。早速登場人物を紹介しよう。



小刀子 、寥隊長の副官。ビルマ人

古斯卡 、原住民酋長の娘


隊員、左から草三 、 长毛、大乔 。それぞれ格闘、爆弾、無線の専門家



国民党ミニスカ女将校
正確にはミニスカ軍服と前から見るとスカートに見える極みショーパンの2パターン。こんなん履いて目の前に現れたら正直目のやり場に困る(困らないけど)。野郎ばかりの軍隊ならなおさらだ。さらに戦闘服は谷間やボディラインを強調した今どきのスパンデックススポーツウェア。ピッチリしてたまらんです。
舞台は援蒋ルートでおなじみ、雲南ビルマ国境周辺。ラモウ彭越の戦いが出てくる。さすがに暑い地方なのでユニフォームは夏物だ。日本軍もデカ襟開襟シャツだ。
それではエロカワ寥隊長のギャラリーをどうぞ。
森が動いた!プレデターか(笑)
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『プレデター』で、原住民の女がプレデターの光学迷彩を差し「森が動いた」というセリフがあったが、このドラマではただの塗装であった(笑)。ビルマのジャングルに潜入した特殊部隊は原住民の少女古斯卡の罠にハマる。特殊部隊はジャングルの地理に詳しい古斯卡を味方につけさらに奥深く進軍。部族を救ったなりゆきで主人公赵半括と古斯卡が婚約する。
秘密作戦の特殊部隊なんで何でもアリ
援蒋ルートなんでアメリカ軍、イギリス軍から最新装備や人材提供を受けるも、国軍&今風の装備なのがダサカッコいい(笑)。対する日本軍も特殊部隊を投入、まったく考証を無視した武器で撃ちまくる。
もともとこのドラマの原作は南派三叔が書いた同名小説。原作小説自体も結構人気があったようだ。
番宣のポスターもヒドい
ひととおり鑑賞して、なかなかクサいドラマだと感心していたのだが、百度百科で発見した番宣のポスター画像がトンデモとなっていた。なぜか超ミニボディコンやハイレグレオタードの女優陣に、イケメンヌードとお色気アクション丸出しの番宣だ。実際ハイレグレオタードのシーンは登場しないから期待しないように。